さる3月11日に我らが生産者の小屋垣内浩之氏の農林水産大臣賞
受賞祝賀会が ひだホテルプラザ 祭りの間にて行われました。
そんな晴れの舞台にわたくしごときをお招きいただきありがとうございます。
130名以上の方が集まり盛大に行われました。県下で初の受賞というのも
凄いことですが、どれくらい凄いのかをちょっとご説明すると
農林水産省と全国担い手育成総合支援協議会は、意欲と能力のある農業者の
一層の経営発展を図ることを目的に、優れた経営を実践している農業経営体を
表彰する「全国優良経営体表彰」を実施している。 本表彰は、都道府県や
都道府県農業会議、都道府県農業法人協会から推薦のあった優良な事例から
学識経験者等で構成する審査委員会が現地での審査も行い、農林水産大臣賞等
が決定される。 平成28年度個人経営の部の農林水産大臣賞は
小屋垣内浩之氏が受賞され、11月10日に皇太子殿下、妃殿下ご臨席のもと
岐阜県で開催された「第19回全国農業担い手サミットinぎふ」において
授与されました。
受賞理由は基幹品目である夏ほうれん草は1.5haを年間4~5回転することで
生産量を増加させ、1億円近い売り上げを確保し、収穫や包装を機械化するなど作業の
効率化にも取り組む。 平成23~26年には飛騨蔬菜出荷組合ほうれんそう部会長
として、特に販売面での改革に力を入れ、直接市場と交渉を行うなど「売る」
ことの大切さを、生産者を含めて飛騨地域の産地関係者全体に意識付けした。
また、豪雪地帯で冬場の野菜生産には不利な条件である高山市において、
平成12年に養液栽培によるサラダホウレンソウ、その後もイチゴ、トマト
レタス等に取り組み、飛騨地域ではいち早く野菜で周年出荷できる営農体系を
確立した。 平成18年から、観光地でもある地の利を活かしてイチゴの
観光農園にも取り組み、イチゴジャムの商品化・販売を手掛けるなど経営の
多角化を図っている。
以上のようにとてつもない努力の継続と、家族の協力なくして受賞できる
ものではないのです。弊社のわがままなお願いも 嫌な顔をしながら(笑)
聞いていただき感謝しています。 飛騨の生産者様は皆、もの作りに熱心で
小屋垣内氏以外の方も非常に顔は怖いが心優しい人たちばかりで 私も飛騨高山
が大好きです。これからも末長くよろしくお願い申し上げます。