コミュニケーションを大切に
商品を各店舗に直接お届けしているため、売場の担当者の皆さまと直接やりとりする機会が多くなります。野菜売場の棚にまだ商品が並べられていなかったら、声を掛けて一緒になって最適な陳列になるようお手伝いしたり、旬の野菜が入荷されたら、食材を使ったレシピを提案したり、コミュニケーションを大切にしています。サービスはまさに人情です。ただ搬入するだけではお互いの信頼関係は生まれません。ちょっとした心配りというのは当たり前のことであり、当たり前に行動するだけのことです。細かいことですが、一つひとつの心がけを積み重ねることで、より良い関係を築いています。
食材の情報を多くの皆さまに
仲卸売業の大きな役割の一つは、卸売業者様から買い受けた青果物を、スーパーやレストランなど、野菜や果物を必要とされている多くの方々に橋渡しすることです。青果物の出来は天候によって左右されるため、予測出来ない状況もあります。その時々の情報をしっかり把握し、価格と量を調整しながら、発注に確実に応えていかなければなりません。
一方で、私たちは食材を扱うプロとして、多くの情報を持っています。青果物の特長をはじめ、旬の時期、栄養価、料理法など、皆さんにお役立ていただける情報であり、私たちはお伝えしていく責務があると感じています。「こんな情報がほしかった」とかゆいところに手が届くような情報を提供し、多くの皆さんに喜んで頂けるよう勤しんでいます。
仲卸売業の醍醐味は新たな商品開発
仲卸売業の最大の醍醐味は、野菜や果物が持つ本来のうまさを生かし新たな商品などを企画・立案し提案出来ることです。
丸中青果ではこれまで、レストラン・ケーキ屋さんなどの飲食関連の皆様とともに旬の食材を使った新メニューの発案を進めてきました。
スーパーでは、あまりお目にかからない野菜でも、提携農家さんに協力していただき栽培しています。最近では、ロマネスコ・紫カリフラワー・オレンジカリフラワー・赤軸ほうれん草・カラフルスティック人参・フルティカトマト等を栽培しています。
今日はより多くの提案ができる企業が選ばれる時代です。
丸中青果ではこれからも、品目別の担当者が商品開発・メニュー提案が出来るように努めていきたいと考えています。